一級建築士 つるみーの     家づくりコラム

2020.04.11

家づくり相談カウンターについて

一級建築士がイエタッタカウンターで住宅会社を紹介する理由

はじめまして、一級建築士でイエタッタカウンター責任者の鶴見です。

新型コロナウイルスの流行る中、大変なオープンになってしまいました。

カウンターでは、手洗い、うがいを徹底し、マスクで対応しています。

最寄りのドラッグストアに、石鹸のポンプがなかったので、醤油さしで代用中です。

 

さて、なぜ一級建築士が建てることをせず、住宅会社を紹介するカウンターの代表者になったのか。

皆さんに不思議がられるので、少しご紹介します。

 

私は、設計事務所に4年3ヶ月、住宅会社で4年3ヶ月、それぞれ設計担当として働いていました。

設計事務所時代は、小学校やホール等の鉄骨やコンクリートで造られている大型施設を担当。

住宅会社では、新築の注文住宅、リノベーションの設計と、広報業務を兼任していました。

どちらも設計士として、貴重な経験をさせていただき、感謝しています。

 

そんな経験の中で、住宅会社に勤めていた頃、違和感を抱きました。

住宅会社を選ぶ時点が、家づくりの成功か失敗の分かれ道の1つであるにも関わらず、その時点ではプロに相談できません。

もちろん、各社の担当者と話はできますが、みなさん自社が良いと言うのがお仕事です。

もちろん、当時の私もそうでした。

勤め先で建ててほしいから、私と一緒に建ててほしいから、積極的に自社のアピールをしていた。

競合の担当者も同じように、アピールしていたはずです。

そしてお客さんはこう思います。

「どこの会社も自社の良いことしか言わないから、本当にどこが良いかわからない。」

家づくり自体、性能をはじめとして専門性が高く、その中でどこの会社の担当者も「当社が良いですよ」と言う。

わからなくて当然です。

 

そこで私は考えました。

住宅会社を選ぶ前段階で、お客さんのお手伝いができたら、多くのご家族を理想の暮らしに導けるのではないか。

そのために、勉強会をしてフラットな基礎知識を伝え、個別相談で最適な住宅会社を相談する。

住宅会社で設計をしていたら、理想の暮らしを提供できるのは年間数組。

しかし、設計しない形で導くことに専念すれば、より多くのご家族に理想の暮らしを提供できます。

設計をしていた頃も、導くことに専念した今も、「理想の暮らしを提供する」という根本的な目的は変わりません。

少し長くなりましたが、このような思い、考えのもとイエタッタカウンターの責任者を勤めています。

 

新築でも、リノベーションでも、家づくりに関することであなればご相談承ります。

気軽にご相談予約してください。

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