6月に入って、急に暑くなりました。
最近は、住宅展示場や内見会で、実際の住まいが見学できるようになり、少し家づくり活動がしやすい状況です。
ただし、コロナ前後で変わったのは、予約必須になったこと。
予約なしでご自由にご見学下さいというスタイルは、ほぼほぼ見当たらなくなりました。
あとは、マスク着用で、明確に1時間1組といった限定条件がついています。
見学希望の場合は、早めの予約が大切です。
住宅展示場や内見会へ行く際、見学のポイントがあります。
このポイントを押さえずにたくさん見学しても、どの会社がどんな印象だったか全く記憶に残りません。
それでは見学の3つのポイントを解説!
ポイント1.しっかり予習してから行く
まずは、見学へ行く住宅会社のHPや掲載している雑誌等を見て、しっかりと予習しておきましょう。
・デザイン、断熱、耐震等、どんなところに力を入れている会社なのか。
・過去の施工事例で、どんな雰囲気の傾向があるのか。
・今回の内見会のテーマ(コンセプト)は何か。
しっかりと予習しておくことで、より細かく住宅会社のことが把握できます。
オーナーがいる内見会では過去の施工事例を見て、
「今回は全然イメージと違うし、なんだか好みではない」
なんてことももちろんある。
なぜなら、オーナーの要望にあわせた唯一無二の住まいだからです。
それでイメージを悪くするのではなく、内見会のテーマと照らし合わせて見てみましょう。
オーナーの要望をどのように叶え、どれぐらいの実現度があるか測ることで、提案力を把握することができます。
ポイント2.五感で感じる
2つ目のポイントは、五感でしっかり感じることです。
内装に本物の木を使った住まいは、玄関扉を開けた瞬間から香りが違います。
木を使うことは、見た目の印象を変えるだけではなく、家の香りも変えることができるので、ここは嗅覚で感じてほしいところです。
無垢のフローリングや本物のレンガ、漆喰・珪藻土といった自然素材は、触覚が異なります。
見学の際、手袋着用のため触ることはできませんが、本物の材料の質感の違いは写真で感じることができないポイントです。
質感の違いは、視覚的にもイメージが変わるはず。
そして、視覚でもう一つ体験してもらいたいのが、目の高さを変えることです。
立ったまま歩いて回るだけではなく、ダイニングならテーブルに座る高さ、リビングならソファーに腰掛ける高さ等、その場その場での過ごし方にあった目線になってみましょう。
立ったままだと窮屈な印象でも、そこで過ごす目の高さになると急に広がりを感じることもあります。
設計士さんは、そこまでこだわって設計している場合もあるので、空間体験の変化を楽しんでみましょう。
ポイント3.コミュニケーションを取る
3つ目のポイントは、住宅会社の方と積極的にコミュニケーションを取ることです。
多くの場合、見学会で対応した方がそのまま営業の担当者さんになります。
目の前で対応してくれる方とこれから家づくりを進めていく可能性が高いため、しっかりとコミュニケーションを取ってください。
強く営業されないか心配という方は、先にその旨を正直に伝えてみましょう。
また、事前の予習でわからなかったことを質問してみるのも良いでしょう。
家づくりは会社の特徴もありますが、その中で担当者さんと上手くコミュニケーションを取ってできるかによって、トラブルを回避したり、質を高められたりします。
見学の際は、この人と一緒に家づくりをするかもしれないという心持ちで行ってみましょう。
不安な場合
もし不安な場合は、イエタッタカウンターにご相談下さい。
個別相談で、住宅会社の特徴をしっかりお伝えし、信頼できる担当者さんまでしっかりとご紹介します。
住宅会社選びが家づくりの成功と失敗の分かれ道の一つなので、成功の選択ができるよう一緒に考えていきましょう。