家づくりを考えていると一度は迷うのが、注文住宅なのか建売住宅なのか。
住宅取得者が迷い、インターネットで調べると「注文住宅VS建売住宅」というトピックを見つけます。
注文住宅と建売住宅の特徴を知るという点では意味のあることですが、決して対立構図ではありません。
また、比較記事を読んで特徴を知るだけでは、どちらを選ぶべきか決められないはず。
では、どうやって注文住宅と建売住宅のどちらにするのか決めるのでしょうか。
注文住宅と建売住宅の違いがわからない場合は、こちらの記事をご覧ください。
どんな人生、どんな暮らしをしたいのか考える
大袈裟に感じるかもしれませんが、家づくりは暮らしづくりであり、人生づくりでもあります。
金沢や富山に暮らすのか、東京や大阪といった大都市で暮らすのかによって、暮らしや人生の価値観は変わるはず。
それと同じように、どんな住まいで暮らすかによっても価値観は変わっていきます。
つまり、どのように人生を充実させたいかによって、暮らす環境は異なるはずです。
それによっては注文住宅がいい人もいれば、建売住宅がいい人もいますし、絶対的な答えはありません。
結局は、人それぞれに答えを見つけるしかないのです。
有限なお金をどのように使うのか
家づくりは、人生での一世一代の大きな買い物と特別視される場合が多い。
しかし、意外と私たちは生涯において大きなお金を動かしています。
例えば、
・県外の国公立大学へ仕送り有りで行く子供1人の教育資金:1500万円
・免許取得から75歳ぐらいまでの1人あたりの自動車購入費:1500万円
・毎月4万円のおこづかいを定年退職までもらう(40年間):1920万円
といったように、細かく払っていて無意識になってしまいがちですが、私たちは家づくり以外にもこんなにもお金を使っています。
子供2人の夫婦で考えると、単純に上記の倍の金額になるので、つまり家1軒分です。
つまり、お金に置き換えると家以外にも大切なことは沢山あることがわかります。
楽しみたい趣味、乗りたい車、行きたい旅行、食べたいもの等を我慢してまで手に入れる住まいは、人生を豊かにしてくれません。
もちろん暮らしたくない魅力のない住まいでの生活も同様です。
大切なのは、バランスの良さだと思います。
ライフプランで人生設計をしよう
暮らしや人生を豊かにするために、どんなバランスでお金をかけるのか。
やりたいこととお金は必ず紐づいているので、事前に整理しておく必要があるでしょう。
それが明確にシミュレーションできるのが、ライフプランづくりです。
ライフプランとは、収入と支出をもとに家計整理と将来シミュレーションを行い、家計が黒字を維持できるのかどうか検討するもの。
これで住まい以外にも何にお金を投資すれば、人生が豊かになりそうか考えられます。
家づくりに伴うライフプランの相談は、イエタッタカウンターでも受付中です。
いきなりライフプランをやるよりも、将来どんな暮らしをしたいのか考えるのが大切なので、段階的に個別相談を進めていければと思います。
まずは、気軽にご相談下さい。