一級建築士 つるみーの
家づくりコラム

家を建てる前に知っておくべきこと

家づくりに疲れたと言わないためにやっておくべきこと。疲れる原因と対策もご紹介

最終更新日:2025年8月30日

「家づくりをしているけど、もう疲れた。決めることは多いし、休日も休めない。正直、投げ出してしまいたい…。」

 

家づくりに疲れたとお悩みの方へ。

 

どうも、イエタッタカウンター・一級建築士の鶴見です。

 

家づくりは経験した人にしかわからない大変さがあると思います。

 

人によっては2年契約の賃貸物件を探すのでさえ数ヶ月悩むもの。何十年と暮らすマイホームは何十倍もの労力がかかって当然なのかもしれません。

 

とはいえ、楽しみにしていたはずの家づくりに疲れ果てた結果、心身共に病んでしまってはもったいないです。

 

そこで今回は、家づくりに疲れたと言わないためにやっておくべきこと、疲れてしまう原因と対策について解説していきます。

 

原因は人によってさまざまですが、それに合った対策を講じれば、また前向きに家づくりへの取り組みができるかもしれません。

 

ここは一度立ち止まり、本コラムを読んで気持ちの整理をしてみませんか?

 

ぜひご覧ください。

 

 

家づくりに疲れたと言わないためにやっておくべきこと3選

家づくりに疲れたと言わないためにやっておくべきこと3選

 

まずは家づくりに疲れたと言わないためにやっておくべきことを3つご紹介します。

 

  1. 家づくりの目的を考える
  2. 予算計画をする
  3. 家づくりの締め切りを決める

 

現時点で家づくりへの取り組みに疲れたと感じている方も、原点回帰の意味でぜひ目を通してみてください。

 

前向きになれるヒントがあるかもしれません。

 

 

1.家づくりの目的を考える

 

そもそも家は本当に建てなければいけないのか?建てないと暮らせないのか?

そんな疑問を持つことが大切です。

 

なぜなら、実際に今は「家を建てなくても暮らせている」という事実があるからです。

 

家賃がもったいない気持ちはあるかもしれませんが、結婚、出産、就学などを機に差し迫ったかのように家づくりを始めるのは、目的を見失って疲れてしまう原因になりかねません。

 

そう、「周りもみんな建てているし、とりあえず内見会や展示場見学に行ってみよう」という方です。

 

この「とりあえず」が落とし穴!

 

雨風しのいで暮らせているにもかかわらず、あえて暮らす環境を変える理由を考えてみてはいかがでしょうか。

 

新しい家でどんな暮らしをしたいのか、何を実現させたいのか。明確であるほどいいですが、庭先でBBQみたいなふわっとしたイメージでも構いません。

 

そういった「目的」が少しでも見えてきたら、きっと内見会や展示場見学で見えてくるものも違ってくるでしょう。

 

 

2.予算計画をする

 

家づくりの目的が見えてきたら、予算計画を立てるのが大切です。

 

なぜなら、長い人生では家づくり以外にも多くのお金が出入りするからです。

 

ですので、できればファイナンシャルプランナーにライフプラン作成してもらい、家づくり以外の予算整理ができるといいでしょう。

 

家を建てたから行きたい旅行に行けなくなったり、乗りたい車に乗れなかったり、そういった生活になってしまうと楽しい暮らしが実現できません。

 

家づくりは、家を建てることだけではなく暮らしをつくること。暮らしにはどうしてもお金が絡んでくるので、ある程度でいいので事前に整理するのが理想的。

 

また、住宅会社のコンセプトや取り組み内容によっても当然価格は違います。

 

もし事前に予算計画ができていれば、価格的に合わない会社は最初から候補から外すことができ、効率良く会社選びができるでしょう。

 

家づくりの長期化は疲れたという気持ちにさせるため、効率良く動くことは大切です。

 

そのためにも、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談することを推奨します。

 

予算計画については以下のコラムで詳しく解説しています。

家を建てる人が、最初につまづく予算のこと

 

 

3.家づくりの締め切りを決める

 

家づくりはある程度の締め切りを決めて行動するのがおすすめ。

 

なぜなら、家づくりに疲れたと感じてしまう最大の理由は「長期化」だからです。

 

家づくりのような先が長い取り組みは、より長期化してしまうほど行動するのが億劫になってしまい、疲れてしまいます。

 

家づくりの目的を決め、予算計画ができれば、住宅会社を測る物差しを手にしたようなもの。自分たち独自の物差しで、合うか合わないかどんどん測っていきましょう。

 

ただし、沢山測ればいいというものではありません。せっかく物差しを持っているのに、長期化させては意味がないからです。

 

そこで、「いつまでに」という締め切りを作って取り組みましょう。

 

ゴールの分からない長距離走は心が折れてしまうので、仮でもいいので締め切りというゴールを決めて取り組むことが大切です。

 

注文住宅であれば、動き始めて半年で契約、半年が工事期間で合わせて最短1年が大まかな目安となります。一般的には1年半〜2年ほど。

 

補助金やアパートの更新時期等を締め切りの目安にしてもいいでしょう。

 

もし締切に間に合わない場合は、そこで立ち止まって、また考え直せばいいだけです。

 

 

家づくりに疲れたと感じてしまう原因と対策

家づくりに疲れたと感じてしまう原因と対策

 

家づくりに疲れたと感じてしまう原因は、以下のようなことが考えられます。

 

  • 家庭内で意見が合わない
  • 要望・条件が決まらない
  • 情報収集が大変
  • 土地が決まらない
  • 休日なのに休めない
  • 担当者との相性が合わない

 

ご自分に当てはまりそうな項目はありますか?

もしくは、いくつかの要因が積み重なって疲れているのかもしれません。

 

原因と対策をご覧ください。

 

 

家族内で意見が合わない

 

家づくりに疲れてしまう原因として、家族内で意見が合わないという方は多いのではないでしょうか。

 

意見が合わないのは、暮らしのイメージ、間取り、性能・設備、デザイン・テイストといった価値観が合わないのが大きな要因と考えられます。

 

となると、家族内で意見を否定しあったり、自分の考えを押し付けたりせず、まずは歩み寄ることが大事ですね。

 

具体的な方法としては、家族一人ひとりの価値観をメモ帳やノートに書き出してみましょう。

 

逆にこの工程を飛ばして家づくりを始めてしまうと、家づくりの目的が明確ではないため疲れてしまうのは当然だと思います。

 

ですので、今からでも立ち止まって家族と価値観のすり合わせを行ってみましょう。

 

 

より丁寧に精度高く実施するなら、家づくりノートもおすすめ。詳しくは以下のコラムをご覧ください。

家づくりノートの作り方!家族の想いをまとめる項目のテンプレート

 

 

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要望・条件が決まらない

 

家族内でさまざまな意見が出れば、家づくりにおける要望・条件が決まらないということもあるでしょう。

 

要望・条件が決まらないということは、自分たちがまだどうしたいのかがまとめられていない、もしくは把握できていないという可能性があります。

 

このあたりは、前項の家族との話し合いで出した各々の価値観が大きなヒントになるはずです。

 

具体的には、家族で出し合った意見をまとめたら優先順位を決めてみましょう。

 

一人ひとりの要望をすべて叶えるのは難しいですが、優先的に叶えたいものを決めることができれば、理想の家づくりに近づけられるはずです。

 

また、家づくりにおける精神的な負担も緩和できるでしょう。

 

ですので、優先順位をつけるところまで家族と話し合ってみてください。

 

 

情報収集が大変

 

家づくりにおいて情報収集は重要ですが、その方法もさまざま。闇雲に行ってもキャパオーバーになる可能性があります。

 

 

【情報収集の方法例】

◎行動で情報収集

雑誌を見る、ポータルサイトを見る、SNSを見る、友人知人に聞く、イベントに参加する、相談窓口に行くなど。

 

◎内容で情報収集

施工事例を見る、性能について調べる(学ぶ)、住宅ローンについて調べる(学ぶ)、資金計画をする、土地情報を探すなど。

 

 

上記のように、これだけ多くのことをやっていたら、たとえ家づくりのためとはいえ疲れてしまうのは当然かもしれませんね。

 

とはいえ、冒頭でも触れたとおり家づくりは労力がかかるもの。爆発的に高効率な方法は残念ながらありません。

 

家づくりの目的、資金計画、住宅会社選定、土地選定、間取り、外観…といったように、大きいものから小さいものへと順番に勉強するのが遠回りのようで一番の近道です。

 

何も知らずに勢いだけで決める方法もありますが、それは何千万円と大きな買い物をするには、あまりにリスクが大きい。

 

そこで1つの提案です。

 

家族と話し合って要望・条件がまとまっているなら、勉強をするのと同時に第三者機関に相談するのも効率的です。

 

家づくり相談窓口なら、家づくりに関する悩みや疑問に答えてくれるだけでなく、本当に自分に合った住宅会社を紹介してもらえます。

 

ただし、相談窓口にもさまざまな種類があるため、対応スタッフの職歴や実務経験は確認しておきたいところです。

 

イエタッタカウンターなら、実務経験豊富なプロが対応しています。家づくりの予算感に詳しいファイナンシャルプランナーもいるため、精度の高い資金計画の相談も受けられるのもポイント。

 

ちなみに、イエタッタカウンターのスタッフは以下のとおりです。

・石川店→元住宅会社、設計事務所の一級建築士

・富山店→元住宅会社、営業経験者

・鹿児島店(オンライン限定)→富山店スタッフが対応

 

家づくり相談窓口に関する詳細は以下のコラムもご覧ください。

家づくり相談窓口のタイプ比較!メリット・デメリット、事前準備も解説

 

 

土地が決まらない

 

納得のいく土地が見つからずに疲れてしまったという方も多いのではないでしょうか。

 

土地は家づくりにおいて大切な要素なのは間違いありません。

 

ただ、こだわりすぎなくてもいいと思います。

 

理由は、条件の良い土地、つまり自分にとって100点満点の土地というものは他の人にとっても需要があり、割高であるケースがほとんど。100点満点の割高な土地を購入して建物の予算が減ってしまっては、理想の暮らしとは言えないからです。

 

仮に自分にとって100点満点の土地を購入したとしても、恩恵を受けるのはその土地から出掛けたり、帰ってきたりする時ぐらいです。

 

また、そもそも土地を探すという行動自体が負担に感じる方もいるかと思います。

 

それなら、住宅会社と一緒に探してもらうのがもっともおすすめです。

 

そのメリットは2つあります。

  • 建物を建てるにあたって、法規やプラン上の課題を整理してくれる
  • 土地と建物の両方で予算管理をしてくれる

 

土地は100点満点ではなく60~70点ぐらいを目安に、住宅会社と一緒に土地探しをしてみましょう。

 

このあたりをより詳しく解説しているコラムもぜひご覧ください。

住宅会社と土地探しをしよう

 

 

休日なのに休めない

 

家づくりは完成までに何十回も打合せをするもの。

 

1回の打合せで伝えられることには限りがあるので、住宅会社はより深い理解を得るために次の打合せを依頼します。

 

もし複数の住宅会社と話を聞いている段階でしたら、あっという間に週末の予定が埋まってしまうでしょう。

 

また、1回の打ち合わせも1〜2時間。それだけでも疲れるのに次回の打ち合わせまでに決めておくことも告げられるため、大変ですよね。

 

もっとも大事なのは、スケジュールを明確にし、目的を見失わないように取り組むこと。

 

その他の対策としては、3つほど考えられます。

 

 

対策1:細かい打ち合わせはメールでやり取りをする

 

担当者との細かい打ち合わせはなるべくメールでやり取りをしましょう。

 

たとえば、「次回の打ち合わせまでに、好みのデザインや雰囲気の写真を集めておいてください」という内容であれば、決まった時点でメールで送れば、次回打ち合わせ時には他のことを決められるようになります。

 

デザイン等の変更事項も、早めであればメールで済ますことも可能です。

 

 

対策2:何もしない日をつくる

 

2つ目の対策としては、家づくりに関することは何もしないという日を作りましょう。

 

仕事が土日休みなら、土曜に打ち合わせの予定を入れて日曜は休むなど、上手くバランスをとれると良いですね。

 

 

対策3:やめる、一時休止する

 

それでも心身共に余裕がない状態でしたら、やめること、一時休止するという選択肢も大事です。

 

疲れてくると家づくりを終わらせることが目的になり、本来の理想の暮らしを実現するという目的を忘れてしまう可能性があります。

 

今は家づくりのことで頭がいっぱいで視野が狭くなっているかもしれませんが、大丈夫。契約する前であれば、家づくりを一旦やめるという選択は可能です。

 

その際、住宅会社には正直に伝えましょう。

 

家づくりは住宅会社のペースで決めていくことなので断りにくいかもしれませんが、辛いからといって連絡を無視したりせず、考え直すことを伝える。ご自分の今の状況、気持ちを伝えることが大切です。

 

そもそも家づくりは暮らしを充実させるもの。それなのに辛くなったら、一旦休むべきです。

 

気持ちの整理がついて落ち着いたら、また元の気持ちを思い出すかもしれません。

 

 

担当者との相性が合わない

 

家づくりにおいて担当といえば、営業、設計、小さい会社なら社長自ら対応してくれることもあるでしょう。

 

担当者といえど様々で、同じ人間です。価値観が合わない、性格が合わないなど、感じることはあるかもしれません。

 

しかし、思い切って担当者を変えてもらえるように要請するのも選択肢かもしれませんが、正直あまりないケースです。よほどの落ち度がない限りは担当を変える理由はありませんし、特に小さい会社なら代わりはいません。

 

つまり、現実的には変えられる可能性はありますが、かなり難しいのが大半といえます。

 

結局、お互いが良い関係を築けていけるように進めることが大切です。全てを相手の性格の問題にせず、進め方やスケジュールといった根拠や資料を出してもらいながら進めるようにしていきましょう。

 

疲れたと感じてしまう部分を少しでも補うためにも、お客さんは「発注者」、住宅会社の担当者は「受注者」、この構造がうまくできるように双方が自覚を持って家づくりを進めていけるのがベスト。

 

ですので、このコラムを読み終えた今日から、「発注者」として住宅会社任せにしないように、かつ遠慮のないように、なるべく具体的に要望を伝えられるように努めましょう。

 

そのためにも、家族との話し合いをしておくことが重要です。

 

 

まとめ

 

家づくりは理想の暮らしを手に入れるために取り組むもの。

 

その本来の目的を見失ってしまったら、一度立ち止まってみましょう。

 

まず、家づくりに疲れたと言わないためにやっておくべきことは以下の3つです。

 

  1. 家づくりの目的を考える
  2. 予算計画をする
  3. 家づくりの締め切りを決める

 

現時点で疲れたと感じているようでしたら、本コラムを参考に、原因に応じた対策を講じてみましょう。

 

それでも先が見えず、道を見失ってしまいそうであれば、一旦休んでもいいと思います。

 

もしくは、家づくり相談窓口をご利用ください。今の状況を整理し、悩み・疑問に答えてくれます。

 

イエタッタカウンターなら実務経験豊富なプロが対応。家づくりの予算感に詳しいファイナンシャルプランナーもいるため、精度の高い資金計画の相談も受けられます。

 

イエタッタカウンターのスタッフの職歴は以下のとおりです。

・石川店→元住宅会社、設計事務所の一級建築士

・富山店→元住宅会社、営業経験者

・鹿児島店(オンライン限定)→富山店スタッフが対応

 

以上です。ゆっくりと向き合い、マイホームを夢見た時の気持ちを少しずつ思い出しましょう。

 

 

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